2018.08.14

9連休で長野に戻って居る。あまり省るつもりは無かったが東京が暑すぎた。

田舎に戻って涼しく静かな環境で「サービスを作ること」について勉強している。読もうと見繕った本は4冊。

起業の科学 スタートアップサイエンス

リーン・スタートアップ

Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES)

Lean UX 第2版 ―アジャイルなチームによるプロダクト開発 (THE LEAN SERIES)

これの他にデザインについても調べておこうと思って、この2冊。

なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉

ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]

たくさん本を読むが、本の読み方的な本も読んでみるかと思ってこの1冊。

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

昨日は4冊手を付けた。起業の科学の1章を精読して残りの章を速読、リーンスタートアップを精読し始め、東大読書を速読、なるほどデザインも速読。

適当に感想をメモっておく。

起業の科学、良い本だった。「スタートアップであること」にこだわってサービスの作り方を説明してくれている。リーンスタートアップの内容を2010年代後半の時流に合わせてアップデートしたような内容だ、と思う。リーンスタートアップを未だ読んでいないけど、たぶんそう。

上で上げた4冊の関係はたぶんこんな感じ。

起業の科学: スタートアップにこだわったときのリーンのやり方について、2010年代後半のリーンについて。

リーンスタートアップ: すべての始まり、リーンの概念的な説明

Running Lean: リーンのベストプラクティス、リーンをやろうと思ったときに直面する問題へのアンサー

Lean UX: UXに限ったときにリーン

東大読書は、別にいつもやっていることが書いてあった。簡単にまとめると、読む前に↑みたいにこの本は何が書いてあるのか予想すること、自分がこの本から何を知りたいのか整理すること、鵜呑みにせず質問を持ちながら読むこと、読んだら感想を書くこと。別にいつもやっているなーと思った。誰かに教わったことはないけど、自然と身についてたなあ。効果的に何かを知ろうと思ったら、読書にかかわらず自然とやっていることだと思う。

なるほどデザインも速読。きちんと読もうと思ったけどぺらぺらめくった感じ精読する本ではなかったからサッと読んだ。結構体系的にデザインを説明していて納得感はあった。「あなたに朝ごはんを紹介するページを作ってもらいます!さあどうすればよいでしょう?」と考えさせてから、「デザイナはこうやっているんですよ〜」と考え方のフローを見せて、それぞれについて説明していく。導入にすごく良い本だった。自分はデザインと呼ばれているもののうち、何に興味があるのかわかる。全体的なバランス感覚に魅力を感じるのか、ディティールにこだわるフェーズに居味があるのか、とか。あるいはデザインを勉強するには何を勉強すればよいのかわかるし、自分に足りてない観点もわかる。あとはベーシックなフローがわかるから迷いが消えた。個人的には「このフォントを使うんだったら、こういうレイアウトもありでは?」みたいな一が全に影響するような考え方をたまにやってしまうんだが、基本的には全から一に向かうのだ、と余計に悩む必要はないのだなーとわかった。

2018.08.11

今日から9連休になった。

先日の開発リーダーブチギレ事件の後、上司と面談があった。「メンバーとしてどうすれば良かったんだろう」という話をしたところ、「やっぱり勉強不足だったよね」という話になった。この連休は、「読んでみると良い」と教えてもらった本を読んでサービスを作るということ自体を勉強する。

面談では、他に「熱意がないよね」と「60点取るのが上手だよね」という2つのトピックがあった。

「熱意がないよね」はびっくりした…。「技術に関してはすごい勉強してると思う」と反論したけど、「それは知的好奇心であって、熱意とは違うんだよ」とかわされてしまった。それからふわっと考えてみたけど、確かに熱意を持って勉強しているというよりは、生来持って生まれた好奇心に任せて、当然のことと思ってやっているのであって、これは熱意ではないかも。何かを成し遂げたくて勉強しているわけでもないし。成し遂げたいものを決めるべきなんだろうな。

それから「60点取るのが上手」と追い打ちをかけられた。「抽象的に事象を捉えることもできるし、具体的にどうしたらよいのか考えることもできるし、良い能力持ってるけど」「誰よりも何かができるって無いよね」と目をそらしていたことをチクチクやられた。これは、まあ、興味無くなってしまうんだなあ。現実的に必要なレベルまで習得したら満足してしまう。オーバーキルみたいな能力にあんまり魅力を感じてない。それよりは、現実的に必要なレベルまで習得した技術がたくさんあったほうが魅力的だなあと思っている。それならそれで良いのかもしれんけど、専門性が欲しいと思っているのも事実で、何か考えないとなあと思いました。

2018.08.08

エレベーターで新人と乗り合わせた。「どうだい、なにしてんの?」と聞いたら「不満を溜め込んでますよォ!」とキレ気味だった。怒れるのは偉いなあと思った。彼は学生の時に大きな会社でアルバイトをしていたから仕事のできる人を見てきたのだろうなあ。俺は田舎から出てきて右も左もわからんかったから、イマイチな人のイマイチなメンタリングで混乱したよ。でも自分で気づいて色々動けて今ちゃんとしたから俺も偉かったなあと思います。

 

最近大学院のときのキレを取り戻した気がする。頭も回るし人とも喋れる。データサイエンティストはやっぱり難しかったなぁ。エンジニアの文脈で考えないとならないことが多すぎて自分の得意領域で勝負できないことが多かった。今は結構コンフォートゾーンという感じだ。たまにUXや営業のところまで足を踏み出して勉強しにいったりする。ちょうど良い難易度の楽しい仕事で気持ちが良い。こういう環境をどこへ行っても自分で作れるようになりたいなあ。

2018.08.07

開発リーダーがキレた。より良いサービスデザインを求めた彼は、数冊読んで理論武装しプロデューサーとUXディレクターに立ち向かい、結果、デザインプロセスを見直すということを合意させた。

その会議中おれはヒヤヒヤとしていた。一触即発の事態だった。我らの開発リーダーは「何故デザインプロセスがまずいと思ったか」もっと説明するべきだったし、それを説明されなかったからといって売り言葉に買い言葉といった形で喧嘩腰になるプロデューサーもイケてなかった。それでも、さすが我らが開発リーダーと思った。ヒステリー気味になったおばさんに冷静に淡々と説明する。10年選手のプロデューサーを動かせる。変える力を持っている。

会議が終わったあと、おれは少し落ち込んでしまった。開発リーダー1人の意見、のような雰囲気になってしまったが「これは開発陣全体の総意なのだ」という雰囲気を出すべきだった。彼一人に勉強させて、彼一人に重い役割をやらせてしまった。同じくらいメンバーとして僕らが勉強していて、彼と議論できる状態であれば、あの意見の出し方も変わっただろう。

おれは今日早く帰って、彼が読んだというLeanUXと起業の科学を遅ればせながら斜めに読んだ。そこには「注力すべきことを明確にし残りを切り捨てよ」といわゆるスタートアップでよく見る文言があって、何度も目にした「新規事業を失敗させない」アイディアだったけど、おれはやっと初めて実感を持つことができた。

サービスデザインがイケてないのでは?という危機感は、誰よりも早く持っていた。6月には違和感を感じていて隣のチームのUXデザイナと話までしていたのに、その後勉強が足りなかった。今回は失敗してしまったが、おれの直感で感じた違和感は筋が良いのだ、という自信も付いたから、感じた違和感は言語化して解消できるように勉強するようにこれからは動く。

しっかし、プロデューサー、あんまり勉強してこなかったんだなあ。現場の経験による叩き上げで身についた感覚で判断しているだけで、広く世の中の話を知って判断してるわけではないんだなあ。だから新規事業の立ち上げのような、既存の経験を活かせない場所にきて見当違いの進め方をしている。メタの感覚を持たないとこういうことになる。コミュニケーションの取り方とかは好きだったから、中身が少し足りないなというのに気付いてしまったのは残念かな。僕の上司なんかは早くから「あの人はちょっとね〜」と言っていたから、上司のようなより強い嗅覚を持てるように勉強しておかないと巻き込まれて死ぬなと思った。

2018.07.25

昨日家に帰ったらKinesis Freestyle2が届いていた。一ヶ月前から手首の骨が出てきて、その骨がMacパームレストに当たり少し痛い。それでパームレストの無い外付けのキーボードを買おうと決めた。最近はセパレート型のキーボードが流行っているので使ってみるかと思った。調べるとKinesis Freestyle2がMac用のキー配置を用意しており良さそうだった。Windows用のキー配置だとwindowsキーをaltキーにしてaltキーをCommandキーにしたりとなかなか面倒くさい上に、altキーなど頻繁に押す設計になっていないので親指のちょうど良い場所に配置されていない。そういうわけでMac用の配置に最適化されているものが良かった。

早速開封して触ってみたが概ね良い。手首の骨も干渉しない。セパレート型は初めてだったが、ホームポジション原理主義的者だったのでタイピングで困ることもない。少し右Shiftが狭いのだけは気になった。

会社に持って行って、いざコーディングしようとして、IDEを立ち上げてショートカットのFunctionキーを叩いて気がついた。FunctionキーがFunctionキーとして効かない。FunctionキーをFunctionキーとして機能させるにはFnキーを押してFunctionキーを押す必要がある。FunctionキーをFunctionキーと機能させるより画面の輝度を変更できることが大事だというのか。こんなニッチな製品買い付けるやつはプログラマ以外いないのだからプログラマの需要に最適化しておいて欲しい。Karabinerで変更できそうだが、今日は一旦保留。

2018.07.24

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これに行ってきた。始まって登壇された米代先生の御尊顔を拝見した瞬間「あ、カノンちゃんだ…」と思った。少し地味目でオタクっぽく喋る黒髪の女の人。ワンピースの柄のセンスもカノンちゃんが選びそうだった。

大童先生は映像研の作中の浅草氏と同じ帽子を被っていて『前髪が厚くて目が死んでいる』。少し高橋一生に似てるなと思った。喋り方なんかもシン・ゴジラのときの高橋一生っぽくて、「こういうタイプのオタクね」と思った。

全部の話が面白かったんだが、強烈に思ったことを書き記しておきたい。

『カノンはこういう子で初穂さんはこう。堺さんは…』という話を聞いていると「おれの人の見かたというものにも特徴があるようだ」と気付いた。特に、大童先生が「幼少期にどういう環境で育ったか・どういう教育を受けたかを聞くようにしていて、こういう結果になるのか…と観察する」と言っていて「おれはやらないやり方だ」と思った。そういえば、うちの会社の人事も『幼少期の環境と教育を聞く』と言っていたな。何なら、おれは頻繁に小さい頃どういう感じだったのか聞かれていることを思い出した。一定層いるやり方なのだ、これは。しかし、昨日この話を聞くまでそれに気付けなかった。

おれ自身はどうやって人を見ているかというと、まず幼少期の話など聞かない。おれは、おれの観察とおれとの会話の結果、「もっと喋りたい」「あんまり面白い人ではない」という感情に従う。おれがそう感じた理由と相手の過去とはあまり関係が無いからやらないのだと思う。そもそも自分の感情の理由が相手の過去にあるというのは、理由の場所として適切でない。だから過去の体験を聞くタイプの人は、相手の言動の理由を相手の過去の体験から探り、因果関係を明らかにした後に自身の感情を想起するんだろう。なるほど、冷静に考えてみたが、やはりおれはこういうことやらないなあ。しかし必要になる場面もあるのだろうし、こういう考え方に気づけたのは良かった。

漫画のキャラクタを題材に「人の見かた」について考察するというのはなかなかおれらしい。そもそも普段人のことをあまり考えていない。自分の感じた気持ちが何よりも優先されてしまって相手の考察が足りてないと思う。今回は人を見るということの面白さについて気付いたからこうして考察しているのだと思う。

もうひとつ、『カノン』はバッドエンドかハッピーエンドか。米代先生は『メリーバッドエンドがやりたかった』と言っていた。その通りだな、と思う。カノンはカノン目線ならハッピーエンドかも知れないし、カノンの親・友達目線ならバッドエンドかも知れない。

それは踏まえた上であえてどちらなのか。おれはハッピーエンドだと思う。カノンの最終回のその後は『ケーキ屋を捨てて堺先輩と出ていってしまう』らしい。これを聞いてなおさらハッピーエンドだと思った。

カノンは自分で感じたこと・考えたことを行動に移すことができる。誰にも邪魔されない。自分が躓くのは自分のせいなのだし、自分が幸せと思えるのも自分のおかげなのだ。そして、それは何よりもハッピーなことだと、おれは思いました。

2018.07.23

土日に金沢に旅行に行った。おれは3回目になるが、仲間たちが金沢は行ったことが無いというので、夏旅行は金沢になった。特に目的は無かった。金沢らしいところを見て美味しいものが食べられればそれで最高だった。観光タクシーを貸し切って運ちゃんが喋るウンチクを聞いて各地を楽しんだ。

長町武家屋敷 金沢旅行

金沢旅行

兼六園 金沢旅行

金沢旅行

金沢旅行

金沢旅行

鈴木大拙

金沢旅行

なかなか夏っぽい良い写真が撮れた。楽しい旅行だった。

今日は有給奨励日ということなので休みを取った。羽海野チカ展に行くのと「挙句の果てのカノン」の作者と「映像研には手を出すな」の作者のトークショーがあるから、それに行くつもりだ。